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 遠心力吹付け工法の特長 

【 杭周面のせん断抵抗を考慮した合理的な設計 】

  遠心力吹付け工法の施工  

遠心力吹付け工法の施工
(1)良好な作業環境の確保
モルタルライニング施工による粉じんの発生量は、従来の圧縮空気を用いた吹付け工法に比べて、1/20に低減できるので、良好な作業環境を確保できます。

(2)合理的な設計
地山と密着したモルタルライニングによる土留めを施工することで、杭周面のせん断抵抗を考慮できるため、合理的な設計が可能となります。

(3)高品質な土留めの構築
ホッパー内の吹付け材は、モルタルフィード機構により、スムーズに排出され、同時に急結剤と均一に混合できるため、高品質な土留め施工できます。

(4)機械化による安全性の向上
土留め作業の機械化で、鋼製ライナープレートの人力による組み立て作業がなくなり、安全性が向上します。

(5)広い適用範囲
掘削後の地山の自立が保たれれば、地盤の種類を問わず適用可能です。


【 快適な作業環境、優れたライニング 】

  施 工 手 順  

モルタル供給
モルタル供給
↓
生コン車から吹付け機ホッパー内にモルタルを供給します。
運転開始・
遠心力吹付け機の
制御
運転開始・遠心力吹付け機の制御
↓
地上の運転制御ユニットの作業員は、モルタルの投射量と急結剤の供給量を監視・操作します。
吹付け作業
(坑内操作員)
吹付け作業(坑内操作員)
↓
坑内作業員は吹付け状況を確認しながら、電動チェンブロックを操作して、本体を上下させます。
吹付け完了
吹付け完了
坑内作業員は、計測ピンにより所定の厚さになるまで、吹付け作業を繰り返します。

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