● 遠心力吹付け工法は、山岳地に建設される橋梁や送電鉄塔の基礎で用いられる深礎工法の土留めとして開発されました。
● 遠心力吹付け工法は、従来人力で施工されてきた深礎の土留めを機械化したもので、水平に高速で回転するインペラーから、モルタルを吹き付けることで土留めを形成する方式を採用しました。
● 本工法は、(株)小宮山土木による特許工法です。
遠心力吹付け工法は土留め作業を機械化することで、作業環境改善と安全性向上を目指して開発されております。
その為、下記事例の様な災害は発生いたしません。
- 橋脚深礎工のモルタルライニング吹付け作業中、ノズルジョイントの結合が不十分であった為、急結剤が漏れ出したが、被災者は大丈夫だと自己判断し作業をそのまま続けた。
- しかし急結剤が衣服に染み込み皮膚まで達したため、皮膚が変色してしまい、病院に急行することとなった。
(1) 粉じんが、従来の圧縮空気方式に比べ、1/15~1/20と低粉じん
(2) 杭周面のせん断抵抗(摩擦力)を考慮できるため、合理的な杭の設計が可能
(3) 高品質な土留めの形成
(4) 機械化施工による、安全性の向上
(5) シンプルな機械の構造による、高い耐久性
(6) 深礎直径φ2m~8mでの実績を有し、幅広い地質で適用可能
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